(1)そもそも、タレントって?
タレントを日本語にすると、「才能」という意味があります。日本では、芸能人のことを、タレントと呼ぶこともあります。女優とかモデル、芸人など専門的な仕事がある人たちではなく、職業の特定しにくい芸能人に対して使われることも多くなっています。つまりタレントとは、芸能人、という大きな枠の中の、1種類ということですね。
(2)モデルとの違いって?
ズバリ、「見た目」の差!…そうです、結局はそれ。やっぱりモデルはビジュアルを売りにしているので、他のどんなお仕事よりも“見た目”が大事なんです。世界で活躍するようなプロのモデルになるには、やっぱり顔とか身長とか、見た目の美しさが一番です。テレビや雑誌を見ていると、手足のスラッとしたスタイルの良いモデルが出てきたら、つい見入っちゃうこと、ありませんか?プロのモデルは、そうやって自分の美しさを最大限に発揮しているのです。
(3)モデルの落とし穴!?
ただ、ここで注意してほしいのが、日本では名前だけのモデルが多いということ。最近では、モデルの仕事をしていないのにモデルを名乗っている人がいたりします。まぎらわしい!でも、パリコレなど海外のモデルさんを想像してみて。もちろんショー以外のお仕事もありますが、「見た目」がいかに大事かということがわかるはず。たとえモデルになれるとスカウトされたとしても、本当に“モデル”としてのお仕事ができるのか、見極めが大切です。
(4)タレントの見た目はなんでもいいの?
タレントも、テレビなどに出たりしますから、もちろん見た目が大事です。なんでもいいってわけじゃありません。ただ、タレントの場合は見た目以上に「キャラクター」や「表現力」が求められることが多くなります。おバカタレントやおネエタレントなどの○○タレントって、よく耳にしますよね。
(5)モデルからタレントへ!?
プロのモデルとして活躍していた人が、タレントとして活躍することも最近では多く見られます。例えば、モデルさんがバラエティのテレビ番組に出たり、結婚してモデル業は引退した後、ママタレントとして活動することもあります。
モデルとタレントの違い、わかりましたか?タレントは、その人の人柄や人間性が重視されることも多いので、親しみやすさがあって、モデルよりも身近な存在になりやすい。でもモデルって、身近に感じるというよりは、憧れの対象になることが多いんです。あのモデルさんかっこいい、あの人みたいにスタイルが良くなりたい…って思ったこと、皆さんは今までに何度もあるはず。(マコ)