（１）糖質とうまく付き合おう！
「脂質」「糖質」さて、どっちが脂肪になりやすいでしょう？正解は「糖質」。甘いお菓子やパン…誘惑はたくさん。甘いものだけじゃなく、お米やいも、麺類などにも糖質って含まれているんです。お菓子だけ我慢すればいいってことでもないんですね…。
糖質の多い食べ物の代表は、お米・小麦・うどん・ビーフンなどのいわゆる炭水化物ですが、野菜の中でも糖質の多い食べ物があります。それが、さつまいもやじゃがいものイモ類、そしてかぼちゃ、とうもろこし、などです。フルーツの中でも、バナナやいちごには糖質が多いと言われています。どれも女の子の好きな食べ物ですね。
これらの食べ物は、決して我慢だけすれば良いということではありません。糖質の摂取を極端に制限すると、今度はエネルギーが不足して疲れやすくなります。さらに、糖質の不足分をタンパク質が使われるため、筋肉量が減少してかえって基礎代謝を低下させる原因にも。
昨今では、「低糖質ダイエット」や「低GI食品」なども流行ではありますが、やみくもに控えるのではなく、上手に付き合うことが大切です。
（２）こうやって糖質を減らしていこう！
ではどうやって糖質のバランスを整えるのか。まず、自分が普段食べている糖質の入った食事を書き出してみましょう。糖質が入った食品がどれに当たるのかは、インターネットなどで簡単に出てきますので調べてみてください。次に、その分量を少しずつ減らしていきます。ここで大事なのは、急に減らすのではなくて、あくまで少しずつ。急にカットすると、体が甘いものを欲してしまい、その時は我慢できても、後から大量に甘いものを食べてしまう…なんて恐ろしいことになってしまいます。血糖値が急激に下がったり上がったりすることは、最終的に脂肪のつきやすい身体になりますので要注意です。焦りは禁物。ゆっくり体を慣らしてあげましょう。
（３）まずはこれから！
耳にすることも多いと思いますが、食べる順番も大事なポイントなんです。まず最初に口にするのは、副菜から。サラダなどの野菜やスープからがベストですね。そうすることで糖質の吸収をブロックする防波堤を作るイメージです。その後に、主菜であるお肉やおかずを食べ、最後に主食である炭水化物を食べるというのが理想的です。同じものを同じ量食べた時でも、この食べ方によって脂肪の付き方が大きく変わってきます。
（４）でも、最後にご飯だけ…
そう、一番最後に白いご飯だけを食べるとなると、なかなか味気ないですよね。じゃあ、まず副菜を先に食べる、ということからスタートしてみましょう。それを続けるだけでも、１ヶ月後のアナタは変わっているはず！
副菜からスタートすると、ご飯を食べる頃にはお腹がある程度満たされて、結果ご飯の量も少なくなったりします。一石二鳥ですね。
この食べ方が良い点は、先程挙げた血糖値の上昇を緩やかにする、という理由が大きくあります。血糖値は食事をはじめて、だいたい45〜60分で上昇がピークになります。この時間をみてもわかるように、食べる順番も大切ですが、時間をかけて食べるということも大切なポイントです。モデルのお仕事は急いでご飯を食べなくてはいけないシーンも多くありますが、常にこの考え方を頭の片隅に置いておくだけでも違うと思います。
朝起きていきなりチョコレート…やっていませんか？ちょっとした習慣が未来の体型につながりますので、是非できるところからやってみてください。
糖質を完全にカットする、というのは絶対NG。なぜか、それは脳の働きや筋肉、神経などのエネルギー源は糖質だからです。この糖質がないと、どんなに頑張っていたとしても気持ちは絶対に前向きになりません。自分のペースで、糖質とうまくお付き合いしていきましょう。
ここで一番大事なのは、「続ける」ということ。これがけっこう大変です。そしてこれがスタイル維持出来る人と出来ない人の一番の分かれ目でもあります。いくら効果がすぐ出るからって、続けられなくて結局リバウンドしてしまうんじゃ意味がないですよね。時間がかかっても、確実な道で自分の身体をキレイにしていくことが重要なんです。一番の近道は、忍耐！継続！です。
