【ぶっちゃけ、いくら稼げるの?】モデルの収入について~前編~
モデルになる

【ぶっちゃけ、いくら稼げるの?】モデルの収入について~前編~

やっぱり気になる、リアルなお金の話。プロのモデルとして活動するようになったら、理想はもちろんモデルとしての収入だけで生活していきたいですよね。モデルはOLさんと違って、ほとんどが契約によってギャラが決まり、ここから事務所が手数料を引く形になります。知っている方も多いと思いますが、時給や月給制じゃないということですね。では、モデルのリアルを暴いていきましょう。

モデルといえば!の、雑誌モデルは…?

(1)モデルといえば!の、雑誌モデルは…?

モデルといえば真っ先に思い浮かぶのが、雑誌モデルですよね。一般論ですが、雑誌モデルのギャラは、数ページに及ぶアパレルメーカーさんとのタイアップ記事などの撮影で、1回の撮影につき2~3万円程度頂くようなお仕事が多いみたいです。メインのモデルや経験の豊富なモデルになると、さらにアップして5~10万円くらい頂けるという人も…!この頂いた額から、だいたい3割程度の金額を所属事務所に支払う、という形になるので、残った額が最終的な自分の手取りとなります。具体的には、2~3万円のギャラを頂いた場合は、だいたい1万5千円~2万円程度、5~10万円の場合はだいたい4~7万円くらいの計算になるでしょう。

もちろんギャラは固定じゃない!

(2)もちろんギャラは固定じゃない!

ここで注意。雑誌の発行部数や、表紙を飾るモデルの人気の高さなどによって、ギャラは変動します。また、雑誌を作っている会社と所属事務所とも契約などによっても、一本あたりのギャラが違ってくるのです。たとえば、事務所の違う2人のモデルが全く同じ仕事をしたとしても、大手で信頼のある事務所に所属するモデルの方が多くギャラをもらえる、なんてことも結構あったりするのです。事務所選びはこういった点でも重要になってくるわけですね。慎重にならないといけない理由がよくわかってきました…。
また、今の時代は、読者モデルを採用する雑誌も多いため、ギャラの金額のみでお話しすると、ピンからキリまで…という形になってしまいます。

アルバイトをしながらモデルってホント?

(3)アルバイトをしながらモデルってホント?

…ホントです。いくらモデル事務所に入ったからといって、すぐに仕事が舞い込んでくるわけではありません。モデルとしてスタートして間もない頃は、もらえるギャラも少ないので、生活していくためにアルバイトをしている人も多いのです。
新人の場合は、経験やステップアップのためになると思えば、たとえギャラが少なくても、事務所側から仕事をお願いすることもあります。また、経験を積むためや、プロモーションのために、給料ナシで働くことだって、決して珍しいことじゃありません。はじめのうちは、小さな仕事やギャラの発生しない仕事が多いものですが、それをしっかりとこなしていくことで、自分の実績や経験となります。モデルの仕事を確立していくためには重要なステップとなり、何ヶ月か、何年になるかはわかりませんが、のちに高額でやりがいのある仕事に繋がっていくのです。プロのモデルとしてのキャリアアップのためには、「コツコツと、地道に努力」。これが鉄則です!

(4)これを聞けばモデルを目指したくなる!?

1つ前では、少しシビアな話をしましたが、ここからはとっても夢のある話。まず、モデルとしてそこそこ安定して仕事が取れるようになれば、1日あたり5万円前後のギャラが入るようになってきます。そこから事務所が手数料を引くわけですが、あくまで1日あたり、なので、コンスタントに仕事があれば、アルバイトをしなくてもやっていけるようになることが可能です。さらに、モデルとしての資質が高く、多くのクライアントに支持されていれば、人気が高くなるのは当然ですよね。高い人気が出れば、もちろんギャラもどんどん増えていきます。年収が1000~2000万円、いや、億を超えることだって夢じゃないんです!これを聞くと、誰だってモデルに憧れて、目指してみたくなっちゃいますよね。

表現者のプロとしてのモデルは、人気が出れば、華やかでキラキラした道を歩むことができます。でも、どんな売れっ子モデルにも、下積みの時代は絶対にあるんです。はじめの頃は事務所と手を取り合って、小さな仕事からしっかりとこなして経験を積むことで、モデルとして着実に成長することができるのです。
後編では、さらに深い話をします。専属のモデルになると、どれだけ収入が増えるのでしょうか。また、表紙を飾るレベルまでなると…気になるお金のハナシ。まだまだ続きますよ!