【オーディションに受かる!】モデルウォーキングのコツ、教えます
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【オーディションに受かる!】モデルウォーキングのコツ、教えます

モデル事務所のオーディションで、「ウォーキング」という項目の審査内容を見たことがあると思います。もちろん、ただ歩くだけじゃダメ。でも、やったことないのにどうしよう…と不安に思った方も多いと思います。事務所のオーディションであれば、事務所ごとに求められるレベルは異なりますが、安心してください。最初から完璧なウォーキングをも求めていることはほとんどありません。それよりも、この子はどれくらい訓練をすればスキルが上がるのか、という素質の部分を審査されていると思ってください。

ウォーキングを始める前に、まずはココを確認

(1)ウォーキングを始める前に、まずはココを確認

まず見直したいのが、「姿勢」です。キレイなウォーキングを目指すなら、キレイな姿勢を心がけてください。基本となる姿勢が悪いと、体も洋服の良さを引き出すことができません。良い姿勢は、図のように真横から見た時に5点が直線で結べることがポイントです。
(※ここに図)
耳たぶ → 肩 → 手首 → 腰 → くるぶし
この5点が一直線になっていればOK。真横からだけでなく、正面からもチェックしてみましょう。左右のバランスが崩れていないことも大事です。

キレイに見せるためには、○○が重要!?

(2)キレイに見せるためには、○○が重要!?

答えは、くつ。オーディションでは、特に18最以上となると、ヒールのある靴を履いていくことが必須です。理想はピンヒールのパンプス。でも、サンダルもOKです。女性の脚のラインを一番キレイに見せてくれるヒールの高さは、7~10㎝と言われています。オーディションの際は、家から履いていくか、もしくは審査する際に会場で履き替えられるように持参することもできます。仕事現場では、あらかじめ用意された靴を履いて撮影やショーにのぞみます。その時に、ヒールの破棄方や歩き方に慣れていないと、うまくたち振る舞うことができません。普段からヒールの高い靴を履いて練習するのも、1つの手ですね。

これがウォーキングのコツだっ!

(3)これがウォーキングのコツだっ!

オーディション前に、いくつかのポイントを練習しておきましょう。まずはじめに、自分の前に1本の直線があることをイメージします。その線の上を、ぶれずに歩くことを目標にしましょう。ここでは、大きく分けて「腰の動かし方」「腕の振り」の2点で、お話ししていきます。

「腰の動かし方」
①踏み出す脚の膝を曲げ、かかとを上げて、脚の甲をのばす。反対の軸脚はまっすぐ
②踏み出した脚を床から2㎝くらい上げて、目の前の直線に沿って脚を前に出す
※美しく見える歩幅の目安は、ヒップから膝までの長さと同じくらい
③前に出した脚の膝をのばす
④つま先・かかとを同時に着地するイメージで、そっと脚を置く。※絶対に膝は曲げない!
⑤素早く前脚に重心を移し、後脚で押し出すように腰を前方に動かす
※上半身をキープしながら!腰は前脚の位置まで
⑥後脚の膝を曲げ、脚の甲をのばす

この動作を、テンポよく繰り返す!これがモデルウォーキングの基本となります。

「腕の振り」
①猫背にならないように、肩甲骨を背中の中心に寄せるように意識
※腕が少しだけ身体より後ろの位置に来ていればOK!
②身体に沿うように、太ももあたりに触れるか触れないか程度で腕を振る

腕を振る時のワンポイントアドバイス。プロのウォーキングを見るとわかりますが、モデルはあまり大きい腕振りをしません。でも、全く振らないのも不自然ですよね。前には軽く振り、後ろに振る時は、前よりも少しだけ大きめに、というのを意識してみるとよいでしょう。また、手の形ですが、指先をぎゅっと握っていては力み過ぎに見えて、美しくありません。力を抜いて、自然になびかせましょう。

ここに、ウォーキング・ポージングスタイリストによるウォーキング動画があります。これを見れば、ウォーキングに対するやる気が、さらにアップするはず。
(※ここに動画)

ウォーキングは、独学だけでは限界があります。レッスンを行っている事務所も多いので、何回か受けてコツをつかむとよいでしょう。
今回は、事務所のオーディションのためのウォーキングについてお話ししましたが、コンテストなどでは、最終審査までの間にトレーニングをこなして成長するのが審査の1つになっていることもあります。つまり、もともと高いスキルを盛っていることではなく、スキルアップすることが大事なのです。不安になりすぎず、恥ずかしがらずに、ぜひチャレンジしてみてください。