(1)まずは、ここ!初歩的だけど注意
履歴書は、市販のものを使用しても大丈夫です。ただ、事務所によっては応募書類をダウンロードできる場合もありますので、事前にきちんとチェックしましょう。
モデル応募に必要な項目は、大きく分けて「①プロフィール」「②自己PR」「③写真(顔・全身どちらも)」の3つです。では、1つずつ詳しく説明していきましょう。
(2)プロフィールはこう書くべし!
基本的には履歴書に従って書いていけばOKです。
記入日:履歴書を書いた日を記入
名前:芸名ではなく、必ず本名を!
メールアドレス:一番連絡のつきやすいものを記入し、迷惑メール設定で受信できない、
ということがないように気を付けてください。
スリーサイズ:モデルになるためには、特に重要なポイントです。
ここで注意!身長・スリーサイズ・靴が特に重要。体重はあくまで目安です
・身長 … 靴を履かずに、頭の先からかかとまで
・バスト … 胸の一番高い部分
・ウエスト … 胴の一番細い部分
・ヒップ … 腰の一番大きい部分
・靴のサイズ… 足に合った靴のサイズ
学歴・職歴:最新のものから、3つくらいさかのぼって記入。できるだけ具体的に。
例…「○年○月○○高校○年 在学中/卒業」
「現在、○○でアルバイト中」など
家族欄:続柄欄には、「父」「母」「姉」などを、職名欄には「○○株式会社」など
保護者同意書:未成年者の場合、必ず必要です。一文を添え、ハンコをもらってください
「娘の○○が○○オーディションに参加することを同意します」など
芸歴・免許・資格:お仕事歴がある人は、最近のものや大きな仕事内容を書いてください
免許・資格は持っているものは書く!自動車免許や英検などもです。
志望動機:人によってモデルになろうと思う理由は違いますが、「なぜ応募しようと思ったのか」「合格したら、こんなことがしてみたい」など自分の素直な気持ちをぶつけてください!
(3)自己PRはこう書くべし!
あなたの長所や自慢できること、夢を叶えるためにしてきた努力などを書いてアピールしましょう。小さなことでも大丈夫。「小学生からバレエを習ってきたので、体の柔軟性に自信があります」など、どんなことでも自分をしっかりアピールしてください。ただ、PRコメントが長すぎると、読む審査員側が大変です。長所がたくさんあるのはいいこと何ですけどね…。何を一番アピールしたいかを具体的に、そしてコンパクトにまとめられると良いでしょう。ここで、ワンポイントアドバイス。「笑顔には自信があります!」という自己PRは、良く聞こえるような気がしますが、結構書いてくる子が多いのも事実。ちょっとインパクトとしては弱いかもしれません。持ち前の笑顔で、こんな困難を乗り越えました!などというエピソードがあると、より良いアピールになります。
(4)こんなことには要注意!
当たり前ですが、誤字脱字はあってはなりません。たかが紙1、2枚、されど…相手に読んでもらう、気持ちのこもった履歴書を心がけましょう。くしゃくしゃになっていたり、他の事務所に送ったものを使い回す、というのも絶対NGですよ!そして最近は、インターネットから応募する形も増えています。実は一番多いのが、打ち間違いで連絡がつかないこと、なんです。住所や電話番号、メールアドレスを間違えて打ってしまうと、せっかくのチャンスを自分で潰してしまうことになりかねません。
また、何社も並行して応募しているために、応募したことを忘れるパターンもあります。せっかくの書類選考通過のお知らせを逃してしまうことだってあるんです。
たまに、何通も応募してくる猛者がいます…。やる気を見せるのはいいのですが、この場合は見せ方が間違っています。1通に、心を込めましょう。
(5)ココをおさえよう!ワンポイントアドバイス
星の数ほどいる応募者の中から、相手の印象に残るような履歴書がGOODです。ただ「〇〇で頑張りました」というよりも、「〇〇の時に、〇〇をして問題を解決しました」など、具体的なエピソードがあると良いですね。
また、等身大の自分のことを書いてください。履歴書の内容はそのまま面接で聞かれるものと思ってください。背伸びして盛って書いてしまうと、面接の時に自分で自分の首を締めてしまうことになってしまいます。
たまに、モデル事務所なのに歌手志望の方がいます。歌が上手いのはアピールにもなりますが、的外れな事務所に応募して履歴書とCDを同封しても、捨てられてしまうことだって…。歌をアピールしたい!という場合は、書類通過後の面接で、思う存分力を発揮してください。
履歴書の書き方、少しは掴めましたか?大事なのは、素直な自分を見せること。モデルになりたい、モデルになってこんなことをしたい!というみなさんの思いを、たくさんぶつけてください!