【オーディションの極意、ココにあり!】オーディションのポイントや注意点
モデルの仕事について

【オーディションの極意、ココにあり!】オーディションのポイントや注意点

事務所に入ってモデルになれたとしても、もちろん空から仕事が降ってくるわけではありません。書類選考を通過した上でオーディションを受け、やっと仕事を勝ち取ることができるのです。人気モデルやトップモデルになれば、仕事の依頼が来ることだってありますが、どんな有名なモデルでもコツコツとオーディションを受け続けた時期があるんです。では、今回はそんなオーディションについて、詳しく話していきましょう。

合格までの流れはこうだ!

(1)合格までの流れはこうだ!

オーディションの流れ

一般的には、オーディションの前に書類選考があります。いろんな事務所からたくさんのモデルがエントリーし、100人近く応募されることもよくあります。書類選考では、イメージと合っているかなどネガティブチェックを行い、30〜40名程度に絞られます。
そしてオーディションでは、主要スタッフ全員で1人1人チェックします。時には、VTR収録を行い、後日スタッフがチェックするパターンもあります。
最終候補者はたいてい1〜3名程度です。競合があるか、スケジュールは大丈夫かなど最終確認を行う段階です。
そして出演者が決定します。合格率はなんと1%と言われています。100回受けて、やっと1回受かる程度…。ですので、連続で落ちることだってたくさんあります。落ちたからといって肩を落とさずに、次に進むステップにしましょう!

オーディションのポイント

(2)オーディションのポイント

どんな企業がどんな商品を売り出したいか、どんなイメージのモデルを求めているかが重要なポイントになります。オーディションを受ける前に、予習して対策をしましょう!
まずは、その企業のHPで広告になる商品の内容やカラーをチェック。企画内容とオーディション情報は、ある程度教えてもらえるので、どんなイメージの人を探しているか想像しましょう。何が求められているかわかれば、キャラクターや服装、ヘアメイク、セリフ、ポージングなど求められた条件をクリアできるような対策ができます。
モデルの場合、ブックやコンポジットというのは自分を表現できるとても良い材料です。どんな案件にも柔軟に対応できるような写真を、日頃から作品撮りをしていろんなバリエーションを揃えておけば、それぞれ求められるイメージにすぐに対応できます。
そして、自己PRでは、自分のキャラクターを知ってもらえるものを用意しましょう。ただし、ここで注意!丸暗記はNGです。作られた感のある自己PRではインパクトや熱い気持ちが不十分です。自分の言葉で、相手に気持ちをぶつけてください。
また、服装やメイクなどの指定がなかった場合は、基本的にはスタイルが良く見えて自分らしい服装、そしてナチュラルメイクで。重要なのは清潔感!髪がボサボサ、ネイルが剥げている、メイクが濃すぎる…なんてことがないように。マイナスイメージになってしまいます。

迎えたオーディション当日!こんなことに注意

(3)迎えたオーディション当日!こんなことに注意

①まず会場に入ったら、明るく「おはようございます」と挨拶。これは基本ですね。必ずしも大きな声がいいわけではないので、会場の雰囲気に合わせたトーンで。
②スタッフからオーディションシートをもらったら必要事項を書き、ブックやコンポジットと一緒に出します。次に写真を撮る場合がありますが、撮影がないものもあります。
③待合室では、静かに待ちましょう。予定より長引くことは結構あるので、リラックスできるアイテムを持っていくといいかも。本を読んだり、音楽を聴いたり…

★オーディションのポイント

・情熱を持て!
どれだけオーディションに情熱を持てるか、これはとても大事なこと。オーデションでは、情熱ややる気の有無が審査員によく伝わってしまうものです。また、誰でもオーディションに落ちることはありますが、その落ちた経験を活かせるか、も受かる人と受からない人の違いになってきます。失敗を追求して、次回に活かしましょう。
そして、成功した自分をイメージして気持ちを作ることも大事です。日頃から自分の長所や努力していることを紙に書いたりしておくと、緊張した場面でもパッと浮かぶことができます。
・常に素の自分を!
素の自分を出せる環境作り、これも重要です。「いい状態の自分」を、普段から体に染み込ませておく訓練をすることによって、どんな状況でも良い自分になれるようにしておくこと。よくスポーツで聞く本番を意識して練習する、と似たような感覚ですね。

オーディションは、決して簡単なものではありません。落ちることの方が絶対に多いのです。でも、努力を重ねて受け続ければ、いつか報われる日がきます。諦めずに、頑張ってください。どんなに頑張ってもうまくいかない場合は、対策の仕方が間違っているのかもしれません。事務所の人に聞いたり、プロの先輩に聞いたりと、周りに助けを求めるのもオーディションを勝ち取るための1つの手です。