インタビュー ウォーキング・ポージングスタイリスト 清水春名さん

profile
清水 春名

実業団でバレーボール選手としてプレー後、モデルとして活動。
その経験を活かし、ファッションショープロデュース、ウォーキング・ポージング指導等にも多数参加。有名モデルや芸能人から指名をうけるカリスマインストラクターとして指導以外にも、TVや雑誌などでも注目される逸材。

どうしてモデルは美しい姿勢や歩き方が必要?

「モデルって流行の最先端にいるべきだと思うんです。ショーでは、デザイナーの想いが入った服をセリフなくして表現しなければならないんですね。それを、モデルが普通に歩いてしまうと服の持つ芸術性やデザイナーの想いは表現しきれないんです。
私はモデルの姿勢そのものも芸術だと思っているので、ウォーキングや姿勢を身につけることが必要だと思います。」

モデルとして、心掛けるべきことは?

モデルとして、心掛けるべきことは?

 
「自分の美意識を上げていくことですね。

例えば、食生活。ウォーキングという外見の動きを作り上げるものは骨や筋肉、内蔵、脂肪なんです。なので、何を食べて自分の体を形成しているか理解していかなければ、いい体も、いい筋肉もいい肌質もできないんです。

ウォーキングが格好良くても肌がボロボロだったり、髪がボサボサだと、いいウォーキングとは言えません。

まずは、美意識のレベルを上げていくことですね。意識を改革するとウォーキングを学ぼうとか吸収しようとする、意識も高まるんです。淡々とウォーキングやポージングをしてしまうと、目標を見失うので、そこの意識を直していくことが大切です。」

伸びるモデルとは?

「やっぱりウォーキングの形を身につけるまでは個人差があります。言っていることを理解できない子は時間がかかりますし、稀にコピー能力のある子がいて、そんな子は1回やるとすぐその通りにできるんです。

ウォーキングの形を身に付けた後は、個性が確立しているかどうかで表現が変わってくるので独自の表現力というのはとても大切になってきます。

形ができたとしても、そこに想いがないと真似だけになってしまうんです。感情が乗っかっていないと痛々しくみえたり、ロボットみたいに見えちゃったり……。

なので、自分が見たことのあるものを、イメージして想像して表現するところまでいけたら、
すごく伸びる子になるんじゃないかな。」

今後の展望は?

今後の展望は?

「芸能界全体で最近よく言われることなのですが、ドラマでもアップの映像が多いんです。
なぜかというと、引いて撮ると姿勢が悪いのが目立ってしまったり、動きが雑すぎて絵にならないんですね。なので、そこを改善して女性らしく美しい姿勢や動きのできる女の子をより多く育てたいと思います。」

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清水 春名

実業団でバレーボール選手としてプレー後、モデルとして活動。
その経験を活かし、ファッションショープロデュース、ウォーキング・ポージング指導等にも多数参加。有名モデルや芸能人から指名をうけるカリスマインストラクターとして指導以外にも、TVや雑誌などでも注目される逸材。